終わりの始まり

ソフトバンクモバイルは8月19日以降、携帯電話を「新スーパーボーナス」で購入(新規・機種変)した際に受けられる割引「月月割」について基本使用料を「月月割」の対象外にすることを明らかにした。

現状、「新スーパーボーナス」で旧機種を一括(9,800円など)で購入し、ホワイトプランに加入した場合、「月月割」の割引980円でホワイトプランの月額基本料980円を相殺出来るので、ホワイトプラン内で使用する場合、月々実質支払いは、ユニバーサルサービス料の数円で済む。
これだとソフトバンクモバイルは、まったく儲けが無いに等しい。
儲けを出す為に、基本使用料を「月月割」の対象外にする事にしたのだろう。

ソフトバンクモバイルは、他キャリアに比べパケット定額サービス加入のパーセントが低く、一人当たりの月額支払い金額が低い。
これを埋め合わせているのが、他キャリアより高い接続料による収入だ。

接続料とは、他キャリアからの電話を自キャリアの電話に接続する際に発生する料金。
ソフトバンクモバイルはシェア約18%なので、他キャリアからの接続が多く、また他キャリアより接続料が高いので、他キャリアより接続料での収入が多い。
孫社長も、この接続料の収入があるからホワイトプランが成り立っていると発言している。

この接続料が高いのが通話料の高い原因だと総務省が、接続料の値下げに向けて動き出している。
ちなみに諸外国では、電話発信料と電話受信料という形で双方が料金を支払う形になっており、接続料を電話受信者が負担する形になっている(もちろん例外もある)。
日本の場合は、発信者が通話料と接続料を両方払っている形になる。

基本料を払わないユーザーが多数おり、また通話料やパケット料の収入が低いソフトバンクモバイルは、どうにかしてユーザーからお金を取る為に、今回の「月月割」改訂を打ち出したのだろう。
純増数No.1と言って喜んではいるが、経営陣は顔を引きつらせているに違いない。

接続料の値下げが決まれば収入も減り、ホワイトプランの維持が大変になってくる。
その為、ホワイトプランの改定に出てくるだろう。
ホワイトプランの規模縮小なのか、廃止なのか。
少なくとも魅力は半減する事となるだろう。

ソフトバンクモバイル成長の「終わりの始まり」が8月19日始まる。

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